2022.8.8  マンションみらい価値研究所の「管理組合は修繕積立金を値上げできるか」レポート

目次

 はじめに

調査対象

質疑の分類

考察

 まとめ

参考

 はじめに

昨今の、人件費、材料費の高騰のため、マンションの修繕積立費の値上げが相次いでいます。

修繕積立費については、国交省から平成23年4月に「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」が発表されており、令和3年9月改訂されています。

また、国交省から「マンション管理の現状等について」のなかでは、課題として25年以上の長期修繕計画の策定率が低い、修繕積立金が計画通りに積み立てられずに資金不足が生じているとしています。

最近、マンションみらい価値研究所の「管理組合は修繕積立金を値上げできるか」のレポートを発表しています。調査の目的は、値上げに対してネガティブな意見を述べた区分所有者の発言内容を分析・分類し、適切な値上げに向けた建設的な議論を行うための参考資料とすることだそうです。

調査対象

大和ハウスグループの管理受託マンションのうち、2015年8月から2021年7月までの6年間に修繕積立金の値上げを総会の議案とした1,694組合3,316議案のうち、無作為に1,086組合(調査率64%)2,531議案(調査率76%)を抽出し、その内容を調査。としています。

質疑の分類

修繕積立金の値上げ議案について、何らかの質疑応答がある議案は2,048件(81%)。質疑を6分類しています

管理組合は修繕積立金を値上げできるか マンションみらい価値研究所

考察

レポートでは、分類ごとの対策・考察があるので詳細はレポートをご覧ください。

意見を見ていて思うことは、長期修繕計画や住宅の修繕について、社会状況の理解等が不足している人が少ない印象があります。

所有している不動産について、メンテナンスや複数人で住むメリット・デメリットなど理解してほしいと思います。

 まとめ

・長期修繕計画の策定率が低い

・修繕積立金が計画通りに積み立てられずに資金不足

・修繕積立金の値上げ議案について、質疑を6分類

・長期修繕計画や住宅の修繕について、社会状況の理解等が不足していると思われる

参考

管理組合は修繕積立金を値上げできるか。~積立金の値上げ議案に対するネガティブな質疑の6類型~   マンションみらい価値研究所

https://www.daiwalifenext.co.jp/miraikachiken/report/220714_report_01

マンションの修繕積立金に関するガイドライン(令和3年9月改訂) 国交省

https://www.mlit.go.jp/common/001080837.pdf

マンション管理の現状等について 国交省

https://www.mlit.go.jp/common/000026725.pdf