2021.9.21 令和3年版高齢者白書

高齢者白書によると令和2年10月1日現在、令総人口は、1億2,571万人で、65歳以上人口は、3,619万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.8%となっています。

「将来推計人口でみる令和47(2065)年の日本」では、総人口が、9,000万人を割り込み、15~64歳人口(現役世代)1.3人で1人の65歳以上を支える社会になるとしています。世界的に見ても日本が最も高い高齢化率であることは変わりません。

中でも気になるのは、 65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半分を占めていて、令和元年では夫婦のみの世帯が一番多く約3割を占めており、単独世帯と合わせると約6割となっています。65歳以上の一人暮らしの者が増加傾向にあります。

一方、労働力人口に占める65歳以上の者の比率は上昇しています。男女別でみると、男性の60代後半で全体の半分以上が働いています。女性でも60代前半では半分以上が働いています。ただし、役員を除く非正規の職員・従業員比率は上昇しています。

健康については、世界と比較しても、60~65歳層の数的思考力と読解力は各国に比べて高い結果となっており、健康寿命についても平成28年時点で男性が72.14年、女性が74.79

年となっており、それぞれ平成22年と比べて伸びています。

ちなみに、高齢者の定義は、一律にきまっておらず、おおむね65歳以上を高齢者としているが、現状とは合わず75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されています。

賃貸住宅のターゲットは、現役世代となっていると思われますが、今後ますます高齢者の世帯が増えてきます。高齢者のリスクは承知していますが、リスクヘッジの方法を考えて賃貸できるようにする必要があります。

参考

令和3年版高齢者白書 内閣府

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2021/zenbun/03pdf_index.html