2021.7.5 土地の地目

不動産売買にかかわる場合、不動産登記簿を確認すると、土地に関する情報に「地目」というものがあります。

地目とは、「土地の用途」のことで、不動産登記法により23種類定められています。

よく見かけるのは、宅地、田、畑などです。

不動産登記規則第99条は、

第九十九条 地目は、土地の主な用途により、田、畑、宅地、学校用地、鉄道用地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園及び雑種地に区分して定めるものとする。

地目は、固定資産税にも影響があります。

国税庁の判定基準は、

「土地の地目は全て課税時期の現況によって判定することとし、地目の区分は不動産登記事務取扱手続準則(平成17年2月25日付民二第456号法務省民事局長通達)第68条及び第69条に準じて判定します。」となっています。

つまり、登記上「畑」となっていても、現状が畑として利用されていない場合は、「宅地」と評価される可能性があります。

また、「宅地」以外の地目の土地に建物を建てた場合は、土地の地目を「宅地」に変更することが不動産登記法で定められています。

地目は変更することが可能ですが、「田」「畑」となっている場合は注意が必要です。

農地法がかかわる農地の場合、宅地など別の用途への転用や農地の売買が制限されています。

 ちなみに、国税庁の地目の定め方の概要は次のとおりです。

(1)宅地 建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために必要な土地

(2)田 農耕地で用水を利用して耕作する土地

(3)畑 農耕地で用水を利用しないで耕作する土地

(4)山林 耕作の方法によらないで竹木の生育する土地

(5)原野 耕作の方法によらないで雑草、かん木類の生育する土地

(6)牧場 家畜を放牧する土地

(7)池沼 かんがい用水でない水の貯留池

(8)鉱泉地 鉱泉(温泉を含む。)の湧出口及びその維持に必要な土地

(9)雑種地 以上のいずれにも該当しない土地

(注) 駐車場(宅地に該当するものを除きます。)、ゴルフ場、遊園地、運動場、鉄軌道等の用地は雑種地となります。

参考

不動産登記規則第99条

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=417M60000010018

土地の地目の判定 国税庁

https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/hyoka/01/02.htm