2021.7.17 認知症の人の保有住宅数

厚生労働省によると、日本人の平均寿命の推移は、2010年において、男性は、79.6年、女性は、86.3年となっており、2050年には、女性の平均寿命が90年を超える見通しといっています。

高齢化とともに気になるのは、認知症の人の人数です。三菱UFJ信託銀行によると

2012年時点で約462万人になっています。65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%でだそうです。

また、認知症にかかっている方の割合は、85歳以上では、55%以上の方が認知症になるともいわれています。

第一生命研究所のレポートによると、認知症の人の保有する住宅の数の推計は、2018 年時点では 210 万戸、2021 年時点で 221 万戸とのなっています。

総務省による平成30年のレポートでは、846万戸となっています。ざっと見ると空き家の1/4が認知症の人が保有していると考えられます。

85歳以上の方が認知症となるとすると、意思能力が失われるため所有されている空き家は5年以上活用できない可能性があります。

相続は、認知症との闘いともいえます。早いうちにどうしたいのかを話し合っていく必要があります。遺言書、家族信託やリースバックなど手法を検討していく必要があります。

参考

平均余命の年次推移|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/sankou02.html

認知症の現状と将来推計 三菱UFJ信託銀行

https://www.tr.mufg.jp/shisan/mamori/dementia/02.html

認知症の人の保有住宅数は 200 万戸超に 第一生命経済研究所

https://www.dlri.co.jp/files/macro/157663.pdf

平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計結果 総務省統計

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/g_gaiyou.pdf