2021.6.18  Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

菅内閣総理大臣が、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言して以来注目されている脱炭素の取り組みですが、戸建てにもマンションにZEHというシステムがあります。

住宅で消費するエネルギーをゼロにしようとする試みです。

現実は、エネルギー消費をゼロにすることは不可能なので、省エネで使用するエネルギーを抑えつつ消費したエネルギーをエネルギー発電で補い、年間の「1次エネルギー消費量」をプラスマイナスゼロ以下にしようとしています。

1次エネルギー消費量の対象となるのは、「暖冷房・換気・給湯・照明」で、テレビや冷蔵庫などの家電製品は対象外です。

戸建て住宅ほど自由度がないマンションについては、受託部分が6階以上の集合住宅については、経済産業省によって「平成30年度 高層 ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」と、住宅部分が5階以下のZEHマンションについては、「低・中層ZEH-M支援事業」が始められました。

令和3年度は、3省(経済産業省、国土交通省、環境省)連携事業となっています。

補助金は、民間事業者に出ますが、ZEHやZEH-Mを買った人のメリットは何でしょうか?

 メリット

光熱費を抑えることができる

蓄電池が設置されている住宅では、停電時にも電力を使える

住宅の断熱性能があがるのでヒートショックを起こさない など

 デメリット

  設備などの初期費用がかかる(通常の住宅よりも費用がかかる)

  屋根に太陽光パネルを設置する場合は、屋根の形が制限されたりします。

  自然に頼る発電なので発電量が不安定

  数十年単位で設備の入れ替えが生じる

ZEH、ZEH-Mとも結局は、設備に頼るシステムとなるため、数十年単位で設備の入れ替えがあることを忘れてはいけません。

これをきっかけに住宅は手を入れて十分メンテナンスをしていく必要があることも一緒に広がっていけばいいと思います。

参考

家庭向け省エネ関連 省エネ住宅 国交省

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅関連事業(補助金)について  国交省

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000153.html