2021.5.24 木製防火雨戸の大臣認定取得と建築基準法適用除外制度の対象拡大

ウッドショックのさなかですが、京都市は町屋の保存活用を後押しするために、「木製防火雨戸の大臣認定取得」と「建築基準法適用除外制度の対象拡大」を行っています。

京都市は京町家の保存・復元に力を入れていますが、外壁開口部の木製建具が防火上の弱点出でしたが、今回の「木製防火雨戸」の大臣認定で防火性能が上がります。

今回の認定は、防火設備ということなので、修繕のみならず新築にも適用可能です。

規格は、

枠高さ   2.000m以下
枠幅    3.030m以下 (1枚の戸幅 1.016m以下)
鏡板の厚さ 30mm以上    ※2枚戸又は3枚戸

となっているので、枠高さ、枠幅が規格以下であれば使用できます。

一方、建築基準法適用除外制度の対象拡大については、水回りの増築や屋根の全面的改修などを行う際に適用する、法適用除外の際の技術的基準(京都市建築審査会の包括同意基準)が改正されました。

耐震化を目指していくため、段階的に取り組めるようになっています。

改正の概要は、

一定の条件(以下参照)を満たす標準的な規模の居住用京町家については,まずは劣化状態を解消し耐震化に着手していただくことを目標に、第一段階の耐震改修で、構造部材の健全化及び屋根の軽量化など、できる範囲での安全性の確保を求め、その後の居住者の状況を踏まえ、継続して耐震改修を行っていただけるように、法の適用除外に係る技術的基準を改正しました。

参考

 京町家の意匠形態に合う木製防火雨戸を研究開発しました! 京都市情報館

https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000274075.html

京町家の保存活用を後押しする取組を充実しました! PRTIMES

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000059523.html