2021.4.18  サテライトオフィス

目次

 はじめに

サテライトオフィスと支社・支店、営業所の違い

サテライトオフィスのメリット 

サテライトオフィスのデメリット

サテライトオフィスの利用による具体的な効果

 まとめ

 参考

はじめに

コロナ禍が発生して2年余りがたち、働き方の多様化が進んでいます。

テレワークを導入し、メインオフィス以外の場所で働けるような制度を整える企業も増えているようです。その1つがサテライトオフィスです。

サテライトオフィスとは、メインオフィスや自宅とは別に、テレワークのために設けるワークプレイスの総称であり、専門事業者がサービス提供するものや企業が自前で設置するものがあります。つまり、サテライトオフィスは、テレワークの一つに位置付けられています。

タイプとしては、3つあります

営業など事業活動の効率化を目指す「都市型」、

就業場所の自由をより広範に拡張するために設けられる「郊外型」、

遠隔地に居住する潜在的な人材を雇用するためや地方創生に貢献するために設ける「地方型」

サテライトオフィスと支社・支店、営業所の違い

支社・支店は、設置された地域の営業拠点として、そのエリアに特化した事業展開の中心部として機能することを目的に置かれます。

法務局に提出する商業登記にも、支店名とその住所は記載することが義務づけられており、個々に独自の決裁権や納税義務ももちます

営業所の場合、支店のような商業登記義務はなく、その分、独自でもつ裁量の範囲も狭いものとされますが、規模が小さくなるだけで、やはりその地域に特化したサービス拠点として用いられるのが一般的です。

サテライトオフィスは、従業員が自らの意志により、時と場合に応じてその環境を就業場所に選んで利用するものです。そのため、行われる業務も、設置地域に特化した内容ではなく、本社拠点オフィスの場合と変わりません。

企業はあくまでも、従業員が自由に働ける場所の選択肢を増やすことを目的に、サテライトオフィスを設置します。

サテライトオフィスのメリット 

ワーカーにとってのメリットは、通勤時間削が挙げられます。減通勤ストレスがなくなるため、生産性高く働ける傾向があるそうです。

企業のメリットは、

①雇用対象エリアを広げられる

②企業にとっては拠点を分散しておくことで、災害時の事業継続が容易

サテライトオフィスのデメリット

ワーカーにとってのデメリットは、

①仕事のオン・オフが切り替えづらい

②業務に適したスペースや什器が揃っていない

があげられます。

企業のデメリットは、

①労働時間の管理はオフィス勤務と比べると難しくなる

②情報漏えいなどのセキュリティーリスク

③本社勤務の社員との交流は少なくなるため、情報共有に遅れが生じたり、不足することがある

これらの問題の一部を解決する手段が、サテライトオフィスということです。適度な移動、業務に関する設備が整っています。

サテライトオフィスの利用による具体的な効果

ザイマックス総研によると、ザイマックスグループで持っているサテライトオフィスは、首都圏に11カ所あり、ザイマックス4拠点のオフィス立地の分散を目的としています。

効果は2点あるといいます。

1つは、もちろん通勤時間の削減

2つ目は、移動にともなう温室効果ガスを削減すること

です。

環境省に示されている1人を1km輸送するのに排出されるCO2原単位(22g/km人)

を使うと、対象の社員が週2回最寄りのサテライトオフィスを利用すると仮定すると、通勤によるCO2の排出量は年間で約80t削減できるとしています。

 まとめ

コロナ禍で、3蜜を避けるために急速に広まったテレワーク。対応する社員の不満を緩和するためにサテライトオフィスが注目されています。

立場によりメリット、デメリットは様々ありますが、人材不足のおり雇用を広げられるのは良いことだと思います。またCO2を削減しにくいオフィスにおいて、CO2排出量が減ることもかなりのメリットだと思います。

参考

サテライトオフィスの導入により期待される効果 ザイマックス総研

「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム>算定時の参考資料」 環境省

https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate_tool.html