2021.4.13 地熱発電事業

目次

 地熱発電仕組み

 地熱発電日本のポテンシャル

地熱発電のメリット 

地熱発電のデメリット

 まとめ

 参考

地熱発電仕組み

ロシアのキーウ侵攻に伴い、エネルギーから食料まで様々な危機が勃発しています。

そんな中、業務スーパー創業者の沼田社長は、熊本県で地熱発電の稼働に挑戦しています。

24年に稼働予定だそうです。

地熱発電とは、地下のマグマの熱エネルギーを利用して発電を行う仕組みです。

地熱発電の一般的なしくみは、地下の高温マグマ層まで浸透した雨が、マグマの熱で蒸気になって地下1000m〜3000m付近に溜まります。この高温の蒸気を取り出し、タービンを回すことで発電します。

地熱発電の日本のポテンシャル

地熱発電に適しているのは、火山の近くの平坦な土地だそうです。

日本国内だと、断層の付近、主に北陸・東北・九州・北海道などに高いポテンシャルがあると考えられているようです。しかし、火山の近くや断層の近くは、危険なため地熱発電の設置できる場所は限られてくるようです。

日本は、地熱資源に恵まれていて、そのポテンシャルは現在の設備容量の約45倍、2,347万kWもあるといわれています。

地熱発電 メリット 

メリットは、下記のようになります。なんだか夢のようです。

・発電量が昼夜、年間で変動することもなく、安定した発電量を得られる

・地球内部のマグマの熱を使うので、エネルギー源の枯渇の心配がない

CO2をほとんど出さずにエネルギーを作り出すことができる

地熱発電デメリット

地熱利用は戦後早くから注目されていましたが、下記のようなデメリットがありなかなか増えていきません。

・発電設備を作るための調査や開発には大変な時間とコストがかかる

・地熱発電に適した場所が国立公園の中とか、温泉地であるため利害の衝突がある

井戸を1本掘るのに3~5億円ぐらいかかるといいます。さらに、地熱貯留層の割れ目にうまく当てないと蒸気が出ないそうです。賭けに近いような気がします。どのように地熱貯留層の割れ目を見つけるのでしょうか?

東京工業大学が「地下深部に広がる「超臨界地熱資源」分布の可視化に成功」としています。地下深部(地下数km)が可視化できるようです。課題解決につながりそうです。

NEDO資料による

NEDOの資料によるとまだまだ技術課題があります。

 まとめ

地熱発電には、時間とコストがかかりますが挑戦する企業がでてきました。

技術課題はたくさんありますが、解決の糸口が東工大から出たようなので、リスクが少し減りそうです。

参考

「業務スーパー」創業者、熊本に地熱発電所 24年稼働 日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF255H80V20C22A3000000/

再生可能エネルギー 地熱発電 経済産業省 資源エネルギー庁

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/renewable/geothermal/index.html

図解でみるエネルギーのしくみ Vol.05 地熱発電のしくみ SBエナジー会社

https://www.sbenergy.jp/study/illust/geothermal/

世界有数の火山国・日本で期待される地熱発電のポテンシャル NTTファシリティーズ

https://www.ntt-f.co.jp/column/0181.html#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9C%B0%E7%86%B1%E8%B3%87%E6%BA%90%E9%87%8F,%E4%BD%8D%E3%81%AB%E4%BD%8D%E7%BD%AE%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

再生可能エネルギー技術白書 NEDO

https://www.nedo.go.jp/content/100544822.pdf

地下深部に広がる「超臨界地熱資源」分布の可視化に成功  東工大ニュース

https://www.titech.ac.jp/news/2022/063247