2021.3.4  マンション管理不全

滋賀県野洲市野洲の放置した空き家マンションが、行政により解体・除去されました。

費用として各所有者に約1300万円の請求が行われました。

このマンションは、築47年の鉄骨3階建て9部屋のマンションで、10年ほど前から住む人はいなかったようで、所有者は建て替えを検討していたようですが、2名の同意が得られないためとん挫したようです。

2名は、連絡先不明の法人所有者と呼びかけに応じない個人1人です。

その後、空き家対策特別措置法に基づき同マンションを「特定空き家」とされてしまいました。

各所有者1,300万円の負担は大変なものです。行政は、督促状を出して差押などして費用を回収するようですが、回収できない場合は税金で負担されます。

空き家に1300万円も払うことになってしまうまえに、何か手を打つことができなかったのでしょうか?

区分所有者は、管理組合を作る必要がありますので、年に1回は総会を開いて連絡がつくようにしておき、しっかり管理するようにしましょう。

また、売却、解体などは全員の同意が必要です。合意形成は時間がかかるので早めの対策が必要です。

建物がボロボロになるまでほったらかさないで、適宜意思決定をしていく必要があります。

区分マンションを相続されたかたも、意識しておく必要があります。

参考

廃墟マンション崩壊の危険 アスベスト露出、飛散の恐れも 京都新聞

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/3679