2021.3.22 法定相続情報証明制度

目次

 法定相続情報証明制度とは

 戸籍謄本が必要な相続の手続き

 法定相続情報証明の流れ

 法定相続情報証明制度のメリット

 法定相続情報証明制度のデメリット

 まとめ

 参考

法定相続情報証明制度とは

相続が発生した時に、申出した人が、法定相続人であると証明するものです。

相続が開始した場合、動産の相続登記、銀行口座の解約、相続税の申告など、各種の機関で行うことになります。各種機関で書類を何度も提出する必要がありました。そこで、何度も同じ書類を提出する手間を省くために、法定相続情報証明制度が始まりました。

戸籍謄本が必要な相続の手続き

・相続人調査

・遺産分割手続き

・不動産の相続登記

・預貯金や有価証券の名義変更

・自動車の移転登録

 などがあります。上記の手続きをする場合は、それぞれ戸籍謄本が必要となります。戸籍謄本の取得には、1通数百円かかります。これらの手続きを複数する場合は、法定相続情報証明制度を使うと便利です。

法定相続情報証明の流れ

1.相続人を特定できる戸籍謄本等と相続関係の一覧図(法定相続情報一覧図)を法務局に提出する

2.登記官の認証文が付された一覧図の写しが交付されて完了です

ただし、1週間ぐらいの猶予が必要です。

法定相続情報証明制度のメリット

・手数料が無料

・5年間は何度でも再発行可能

・代理申請が可能

・郵送で申請も可能

・複数の相続手続きを同時に進めることができる

 従来の相続手続きでは、一つの手続きが終わって戸籍謄本が返却されるのを待ってから、次の手続きに移っていました。

出典 法務省ホームページ 法定相続情報証明制度

法定相続情報証明制度のデメリット

・受け取るまで時間がかかる

・対応不可な窓口もある

まとめ

相続開始時、これまで何度も戸籍謄本等を収集しなければならなかった手続きが、法定相続情報証明制度を使うと、効率よく進めることができます。

相続により名義変更が複数ある場合は、法定相続情報証明制度を使った方がメリットがあるようです。

参考

法定相続情報証明制度 チラシ 法務局

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/content/001331399.pdf

法定相続情報証明制度の具体的な手続について  法務局

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000014.html

主な法定相続情報一覧図の様式及び記載例  法務局

https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000015.html