20201.21 外国人が日本に住む理由

人口減少が著しく急激な人口増加を望めない現状の日本は、外国人居住者を働き手として見据えなければなりません。

外国人居住者としてイメージされるのは、超エリートの経営者層をイメージしますが、一体日本にはどのような理由でどのようは人が住んでいるのでしょうか?

法務省の「平成30年末現在における在留外国人数について」によると、平成24年末からは増加していて、中長期在留者数は240万9,677人,特別永住者数は32万1,416人で,これらを合わせた在留外国人数は273万1,093人だそうです。日本の総人口1億2000万人だとすると1.4%ぐらいになります。

在留外国人の資格別推移は、下記の通りで、平成30年末現在では、永住者が約70万人、留学が約34万人、技能実習が約33万人となっています。

在留外国人を国別にみると、(1)中国(28.0%)  (2)韓国(16.5%) (3)ベトナム (12.1%) (4)フィリピン (9.9%)  (5)ブラジル(7.4%)  (6)ネパール (3.3%) (7) インドネシア(2.1%) (内は構成比)となっています。

都道府県別にみると、(1)東京都(20.8%)  (2) 愛知県(9.6%)  (3)大阪府(8.8%)  (4) 神奈川県(8.0%)  (5)埼玉県(6.6%) となっており、東京近郊や、大都市圏に集中していることが見られます。

東京都内を詳しく見てみると平成30年1月1日現在で190か国の国籍の外国人がお住まいです。

上位10か国は、中国、韓国、ベトナム、フィリピン、ネパール、台湾、アメリカ、インド、ミャンマー、タイなっています。

東京都内では、区内が市部に比べて圧倒的に多く、区内の詳細は以下の通りです。25,000人以上お住まいの区は、新宿区、江戸川区、足立区、江東区、豊島区です。

国籍別に見てみると、中国、韓国籍の方々は、区内にまんべんなくお住まいですが、各国籍の方が2、000人以上お住まいの区は、

インド   江戸川区

ベトナム  新宿区、豊島区、江戸川区

フィリピン 足立区、江戸川区、大田区

ネパール  新宿区、豊島区、大田区

アメリカ  港区

ミャンマー 新宿区、豊島区

となっています。

昨年注目されていた「技能実習生」は、ベトナム人が45%、中国人が28.3%、フィリピンが10.1%となっています。今後技能実習生が増加する傾向にありますので、どのように受け入れるかを考えていく必要があります。

文化・習慣の違いによるトラブルが起こっており、日本の入居に関する慣例(例えば、保証人がいるなど)、生活の仕方(ごみは分別して決められた曜日に出すなど)を共有していく必要があります。外国人居住者の保証を行う企業もありますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか?。

ちなみに、外国人居住者が日常生活で困っていることは、横浜市の「H25年度 横浜市外国人意識調査」によると言葉に関する悩み事が多いことが見られます。

平成30年末現在における在留外国人数について 法務省

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00081.html

外国人人口 東京都

https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/gaikoku/2018/ga18010000.htm

平成25年度横浜市外国人意識調査 調査結果報告書

http://archive.city.yokohama.lg.jp/kokusai/multiculture/chosa/