2020.7.10 人手不足対策 RaaS

人手不足が懸念されるなか、物流や小売業界では、RaaS(ラース)というサービスが注目されています。

RaaSには、「Robot as a Service」とする場合は、「Retail as a Service」という場合があります。

Robot as a Serviceとする場合は、クラウド上でロボットを管理し、必要な時、必要なサービスを使い利用した分だけ料金を支払う意味で使われています。

一方、Retail as a Servicedとする場合は、小売事業者が蓄積する顧客データや販売ノウハウに、テクノロジーを掛け合わせ、支援サービスを開発・提供する意味で使われています。

Robot as a Serviceでは、ロボットの機能を高度に利用するために制御用のソフトウエアをクラウド経由で使用します。クラウドで利用しているため、ロボットの稼働状況がわかり、最適な配置にも利用されます。

定額制で利用できるため初期投資が抑えられるメリットがあります。以前は、資金が潤沢な大手でしかロボット化はできませんでしたが、今後は大手以外でもロボット化が可能になりそうです。

例は、ペッパーの商業利用もその1つになります。

ペッパー以外の導入例では、中小物流倉庫の搬送ロボットがあり、ロボットが棚から荷物を取り出し、その荷物を別のロボットが受け取り出荷作業場所まで運ぶサービスです。

また工場では、2本の腕を持つ小型ロボットが導入されていて、多品種少量生産に対応できるそうです。

Retail as a Servicedでは、小売りの持つデータをもとに、サービスを開発するため、従来の小売業のデジタル化のように、ベンダー側の提案からだけでなく、小売業者との協業で質の高いサービスを開発できる可能性があります。

事例は、アマゾンがグループの中で取り組む「小売のサービス化」です。ネットショップで得たデータを利用してサービスを開発しています。

他には、顧客のデータとAIとサイネージを利用して、小売の現場で顧客の動きの合わせてサイネージで情報発信したり、不足商品の情報を流したりできるそうです。

参考

ロボットは遠隔制御が前提に、RaaS(Robot as a Service)が進めるロボットのソフトウェア化

小売業のサービス化RaaSとは?事例や日本での取り組みも紹介

https://www.digital-transformation-real.com/blog/what-is-retail-raas