2020.1.22 底地権と借地権

最近よく耳にする「底地買います」の文字。不動産の所有権が取得しにくくなると見かけるようになります。

底地と借地とはどう違うのでしょうか?

底地とは、借地権等の地上権が設定されている土地のことをいい、底地の所有権を底地権と呼びます。土地の使用に関する権利(借地権)を売却して、土地の所有権のみを保有している状況です。

つまり、底地権は、土地の所有者(地主)が保有しています。

借地権とは、建物の所有を目的として土地を利用する権利のことです。

借地権を取得した借地人は、底地権所有者(地主)に地代を支払います。

ようするに、底地と借地の違いは、立場による違いということになります。

借地権は、とても強い権利です。借地権者が住み続けたいと思う限り原則土地の利用権は戻ってきません。地主さんから見ると土地の利用は長期にわたるため、管理するのは面倒です。

それでも、底地を持つメリットはなんでしょうか?

1.更地よりも建物がある方が固定資産税が安くなります。

2.土地を貸している場合は、地代、更新料が入ってきます。

3.底地のまま売却できる。または、借地権と底地を交換したり、底地同士を交換したりすることができます。

4.管理に手間がかからない

一方デメリットはなんでしょうか?

1.地代は、あまり高くない

2.底地は売却しにくい

3.相続時に税金がかかる

4.借地権者とトラブルになることが多い

メリットがあれば、必ずデメリットがありますのでよく検討して今後の運用をしていきましょう。