2020.1.18  長期修繕計画と修繕積立金

ある団地の理事会長とお話していたときに、長期修繕計画のお話がありました。その団地では、30年間も一度も見直さずに当時のままの修繕計画のまま修繕積立金を集めていたそうです。このことに気づいた理事長は早速見直しをしたところ、築30年ということもあり想定以上の修繕費がかかり修繕積立金をアップしたということです。

国土交通省から平成20年6月に「長期修繕計画標準様式 長期修繕計画作成ガイドライン 長期修繕計画作成ガイドラインコメント」が出されています。経年による劣化と修繕、改良が記載されています。

修繕とはあくまでも新築当初に近いレベルまで回復させることで、改良はそれ以上、マンションで言えば、外断熱とか2重サッシなどの導入をすることです。改良と修繕を合わせて改修としています。

通常、長期修繕計画は20年ぐらいを目安につくっています。あくまでも長期修繕計画なので、築15年ぐらいが過ぎたあたりで、実際の修繕、改修をにらんで、5年くらいの短期修繕計画を作って修繕、改修する項目と費用を詳細に決める必要があります。

築20年を過ぎるあたりから、防水と設備の大規模修繕が必要となり、数年おきに様々な修繕が出てきます。工事によっては、前倒しにして他の工事と一緒に修繕したほうが安くなる場合もありますので、よく考慮していただければと思います。

一般社団法人 不動産協会では、長期修繕計画の「修繕工事項目」や、「修繕工事項目・周期・単価表」がHPで見ることができますので、工事会社等から出てきた修繕の見積もりの参考になるかと思います。

不安に思ったときは弊社までお問合せください。

長期修繕計画標準様式 長期修繕計画作成ガイドライン 長期修繕計画作成ガイドラインラインコメント 平成20年6月  国土交通省

https://www.mlit.go.jp/common/001172730.pdf

長期修繕計画の「修繕工事項目・周期・単価表」 一般社団法人 不動産協会

https://www.fdk.or.jp/k_plan/pdf/table1.pdf