2020.9.18 再生可能エネルギー、ESG投資、水素社会 その1

世界のエネルギー需要は石油に頼ってきましたが、環境問題が注目されている現在、環境エネルギー負荷の少ないエネルギーが求められています。

不動産の投資においても、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資が注目されており、国交省でもESG投資を呼び込むために議論を重ねています。

再生可能エネルギー、クリーンエネルギー、代替エネルギーと様々な言葉がありますが、

エネルギーを生成するときに温室効果ガスを排出しない低炭素のエネルギーのことを言っています。

再生可能エネルギーは、バイオマス、太陽光利用、雪氷熱利用、地熱発電、風力発電、太陽光発電などがあり、海外では代替エネルギー(alternative energy)と呼ばれる分野と重なります。

まずは、身近な太陽光発電のメリットとデメリット見てみます。

メリット

 ・枯渇する心配がない

 ・設置する地域に制限がない

 ・屋根や壁などの未利用スペースを利用することができる。

 ・蓄電池を使えば、非常用電源として利用できる。

 ・電池の寿命が長く、維持費が安い

デメリット

 ・太陽光がないと発電できない

 ・発電出力が気候条件に左右され、エネルギー供給量が一定しない

・導入コストが高い

・広い面積が必要

固定価格買取制度の調達価格算定委員会が2012年度の調達価格の算定に用いた建設費と運転維持費は、

太陽光 10KW以上  建設費 32.5万円/kW 運転維持費 10千円/kW

    10KW未満  建設費 46.6万円/kW 運転維持費 4.7千円/kW

2012年にFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)がスタートして以来、太陽光発電は、2018年末までに国内の累積設備容量は約5500万kW(パネル容量DCベース)に至っています。世界での太陽光発電の導入量(累積設備容量)は、中国・米国に次いで第3位になっています。

2009年から始まった買取制度も、最初に売電をした方は契約終了となります。今後はどれほど伸びていくかはわかりません。

契約終了後は、電力会社と契約するか、蓄電池を設置するか等考えなくてはなりません。

参考

ESG不動産投資の環境整備に向け、報告骨子を議論

~我が国不動産市場にESG投資を呼び込むために~ 国交省

https://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo05_hh_000172.html

平成24年度調達価格および調達期間に関する意見 調達価格等算定委員会

https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/report_001_01_00.pdf