2020.10.27  リバースモーゲージとリ・バース60

老後生活を考えるうえで、住み替えやリフォームを検討すると思いますが、高齢者が融資を受けるのは難しいのが現状です。

収入がある方はまだしも、収入がない方で自宅を所有している方は、「リバースモーゲージ」と「リ・バース60」等で資金調達することが考えられます。

「リバースモーゲージ」は、自宅を担保に金融機関から資金を借り入れ、存命中は利息のみを支払い、契約者が死亡すると自宅を売却するなどして元本を清算するという仕組みです。

借りたお金は、リフォーム生活資金に使うことができます。ただし、契約者が死亡した場合は、借りたお金を返す必要があります。

方法としては、

・自宅を売却する

・相続人が返済する

・自宅を差し出して相殺 等があります。

注意する点は、

融資限度額売却価格の評価額の40~70%程度となる

法定相続人の事前承諾が必要

・定期的に担保価値を見直すため、担保価値が下がる場合がある

・金利は、変動金利

・死亡時に担保物件を売却した後に債務が残った場合は、相続人が支払う必要がある

・同居の配偶者に契約が引き継げない 

・平均寿命が延びているので、契約期間を定める金融機関が増えている。

等があります

リ・バース60」は、民間金融機関が住宅金融支援機構の住宅融資保険制度を利用して提供する死亡時一括返済型のリバースモーゲージ型住宅ローンです。

リ・バース60は、対象者が、60歳以上の個人で、存命中は利息のみになります。死亡時に全額返済する自宅を担保とする住宅ローンなので、借りたお金は、住宅関連に限定されます。

契約者が死亡した場合は、銀行が担保物件を売却して資金を回収します。もちろん、契約途中で借入金を完済したり、死亡時に相続人が一括返済する場合は、担保物件を売却する必要はありません。

また、相続人は残った債務の返済義務がない、ノンリコース型もあります。

注意する点は、

・借入限度額は、担保評価額の50~60%程度

・住宅の新規購入・建築資金を借り入れする場合、購入不動産の50%程度の頭金が必要な場合がある

・金利は、変動金利

等があります

各ローンは、一長一短がありますので、用途やリスクをよく考慮に入れて使用しましょう。