2019.11.22 配偶者居住権

平成30年7月に成立・公布された「民法及び家事事件手続き法の一部を改定する法律」により配偶者居住権が創設されました。(2020年4月1日(水)施行)

配偶者居住権とは、被相続人の死亡時にその被相続人所有の建物に居住していた配偶者が、相続開始後に無償で終身その建物に居住することができる権利です。

配偶者が自宅の権利を相続しなくても、住み続ける権利があります。例えば、長男が自宅を相続しても配偶者は住むことができます。この場合、不動産の所有権を使う権利(配偶者居住権)とその他の権利(所有権)に分離したことになります。

配偶者居住権は、居住建物の所有者による設定登記が必要となります。また、配偶者居住権を売却したり相続したりはできません。つまり配偶者が死亡したときには消滅します。配偶者居住権が消滅した不動産の所有権は通常の所有権に戻ることになります。