2019.10.11  「2018年相続法改正」 その2

2018年相続法改正の直接の経緯は、婚外子(嫡出でない子)の相続分に関する民法の規定(900条 1 号ただし書前段)を違憲と判断した最高裁大法廷の平成25年(2013年)9月 4日決定であると言われています。

民法900条1号ただし書前段は、 婚外子の相続分を婚内子(嫡出子)の相続分の2分の1と定めていました。最高裁の判決を受けこの部分は、2013年12月5日にこの規定を削除する民法改正が実現しました(同月11日公布・同日 施行)。

よって、婚外子の法定相続分は、嫡出子と同様なりました。ただし、父親が婚外子を認知する必要があります。

婚外子を認知するときは、相続人同士のトラブルになる可能性が高くなります。

相続の手続きでは当然に死亡した人の戸籍謄本が必要となるので確認しますが、相続の可能性が高まってきた場合事前に戸籍を調べて婚外子(戸籍に乗っているということは認知されている)の存在を確認しておいたほうが良いでしょう。