目次
はじめに
対象地域
調査結果
まとめ
参考
はじめに
コロナ禍ももう3年が過ぎ、2023年5月には、致死性が、季節性インフルエンザや、風疹、はしか等と同類の第五類に移行されます。
そろそろコロナ禍脱出が目に見えてきました。
国土交通省は24日に、令和4年第4四半期 地価LOOKレポートを発表しています。
四半期ごとに、地下の動向を把握して、先行的な地価の動向をつかむ目的で行われています。
令和4年第4四半期は、「令和元年第4四半期以来3年ぶりに、全ての地区において上昇又は横ばいとなり、下落地区がゼロとなった。」としています。
景気回復に向かっているようです。
対象地域
国交省によると、対象地域は、
「三大都市圏、地方中心都市等において特に地価動向を把握する必要性の高い地区」とされており、具体的には、
東京圏35地区、大阪圏19地区、名古屋圏8地区、地方中心都市等18地区 計80地区
住宅系地区・・・高層住宅等により高度利用されている地区(23地区)
商業系地区・・・店舗、事務所等が高度に集積している地区(57地区)
としています。
地区数は、多いとは言えませんが、トレンドはわかります。

調査結果
全体的には、横ばいと上昇となっており、下降はなかった
住宅地では、23地区すべてで上昇が継続
商業地では、下落地区がゼロ
となっています。
これらから、住宅は引き続き継続的に上昇トレンド
商業地では、コロナ禍脱出とみられる5月ごろから上昇していくとトレンドです。
東京都を見てみると 令和4年第4四半期

中野駅周辺が6%以上の上昇率で突出しています。
まとめ
令和4年第4四半期は、全国80地区のすべての地区で、横ばい、上昇となっている
住宅地は、上昇
商業地は、横ばい、上昇となっている
今後は、住宅地、商業地とも上昇トレンドにある
参考
令和4年第4四半期 地価LOOKレポート